「約束、実行しなきゃ駄目」 小沢氏、菅執行部を批判
民主党の小沢一郎前幹事長は28日、党が子ども手当の満額支給断念など
昨年の衆院選マニフェストを見直したことについて「約束は実行しなきゃ駄目だ。
政権取ったら、カネがないからできません、そんな馬鹿なことがあるか」と述べ、
菅執行部の対応を批判した。愛媛県今治市での会合で語った。
小沢氏は公示日の24日は山梨、25日は青森と1人区を中心に選挙遊説を続けている。
新執行部が人事や政策で「脱小沢」路線を進めたことに対し、
様子見の姿勢を示していた小沢氏だが、選挙戦が始まってからは執行部批判を
鮮明にした。
この日の会合で、小沢氏は「公然と政党が約束し、政権を与えられたのだから、
やればできる。必ず私が微力を尽くし、約束通り実現できるよう頑張りたい」と強調。
菅直人首相の「消費税10%」発言についても「一生懸命無駄を省き、
最終的に4年たって、社会保障費などがどうしても足りないという場合は
検討しなければならないが、(昨年の衆院選で)上げないと言ったんだから
約束は守るべきだ」と訴えた。
会合後も収まりがつかない様子で、小沢氏は記者団に
「国民の皆さんと約束したことは、何としても守らなければ社会は成り立たない。
これでは結果としてうそをついたことになる」と述べた。
http://www2.asahi.com/senkyo2010/news/TKY20100628040...
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